僕らは思いを焦がす

リオから体操にはまったものの戯言。加藤凌平くんを中心にいろいろ

チームでつかんだ栄光のメダル 体操男子の感想のようなもの

honto.jp

買いました。

小学生向けの本ということもあり、大きな文字に振り仮名つき。

内容も独自の取材というわけではなく、奥付に記されている参考文献やテレビ、ネットなどの記事を総合して編集されたものなのかなあ。

でも、これまでの体操男子団体の歴史やその時の選手の心情が丁寧に一冊にまとまっていて、ルールについても種目別でわかりやすく解説してあり、私のような新規の体操ファンにはありがたい読み物でした。

 

リオへの出発の前から始まるんですが、「ロンドンオリンピックでデビューを果たしてから4年間、毎年必ず日本代表のメンバーとして選ばれてきたのは、内村選手と加藤選手だけです」の一文。またこれも記事にしなきゃとは思うけど、これを読んで「正直代表を外れる勇気がない」という豊田国際後の凌平くんの言葉が改めてずしんと。

 

リオまでの歩みで、凌平くんの「航平さんはいつもこれなんですよね」と、「航平さんやっとですよ!やっと取れましたよ!」を両方いれてくれたのが個人的にすごくうれしかったなあ。

凌平くん個人の記事は予想通り5人で一番短めで知っていることが多かったけど、こうやってまとめられていると感慨深く。やっぱり電子より紙の世代というか、本が好きです。

元オリンピック金メダリストの森末慎二さんは、加藤選手について次のように話しています。

スポーツの試合では、極度の集中からいつも以上の力が出ることがあるけれど、体操の場合は、こうした「火事場のばか力」ではなく、いかに練習と同じようにできるかが大切。そういう意味で加藤選手は、緊張しやすい大舞台でも、練習と同じことができるからすごい、と。

良く言われている凌平くんのメンタルの強さ。森末さんからこういう風に言ってもらえるとよりうれしいな。

成長とともにお父さんから距離を置くこともありました、って一文に、いつごろかなあ、「親へ」のころかなぁと思ったりw

 

リオから体操に興味を持って、凌平くんのファンになって。

凌平くんについてはものすごい勢いで情報を摂取したのですが、この本で他の選手のバックグラウンドについても詳しく知れてよかった。

やまむとキングの友情、キングとケンケンの出会い、やまむとゆーてんの苦悩など、なんとなくは知っていたけどそんなに詳しくなかったことが文章としてまとまっていて、読んでいてじーんとしてしまった。

この5人が始まりだから、やっぱり私にとってこの5人はずっと特別なんだろうなって思います。

 

あと、演技の時の描写が、若干凌平くんだけ詩的な気がするのはファンの曲解ではない気がするんですけどどうかなw